私達は、産まれてからこの方、重力の影響を受けており、肉体及び内臓は常に下の方に引っ張られています。
米国のセルフヘルプ本の古典「自己を生かす B・スイートランド著」で傾斜板というものの使用が推奨されています。同書によると、傾斜板は、長さ2m、幅55cmほどの板で、この板に頭を下にして一日に二回15分位横になると、重力で下に引っ張られた内臓・筋肉等の位置を元に戻すことができ、美容・健康・休息の効果が得られるとの事。逆立ちをすると身体がリセットされるという話はよく聞くので、原理的に正しいように思われ、随分前から興味を持っていました。
傾斜板ではありませんが、アマゾンで検索すると、上掲の「逆さぶらさがり健康器」なるものがヒットします。値段もそんなに高くないので、買ってもいいかなと思う一方、結構大きいので場所ふさぎになりそうだし、こういう器具を試さないで購入するのはキケンかな と思っていました。そんな折、東京ビッグサイトで「スポーツ施設EXPO」という展示会があり、もしかしたら、実際のマシンを試すことができるかもと思って観に行きました。 …という動機で行ったのですが、この展示会は、個々の器具の紹介ではなく、競技場及び体育館のような施設で使用される設備・器具を紹介するものでした。スポーツ施設業界について、全くの門外漢ではありますが、幾つか興味を持った Products を紹介したいと思います。
スポットバズーガ
この記事を書いている7月17日現在の目黒区の気温は38度でキケンな暑さです。ウクライナ戦争の影響もあって、地球の平均気温上昇はコロナ禍前より加速しています。屋外で競技が行われるスポーツ施設では熱中症対策が極めて重要となっています。 会場では、まずこういった超強力扇風機が目につきました。
下図は ウィンドレーサーというサイクルトレーニング補助機です。我々一般ピープルと異なり、アスリートの皆さんは、殺人的な暑さに負けない身体を作り上げなくてはならず、こういったマシンが必要になるのだと思いました。
進盟ルーム
猛暑日という言葉が天気予報に登場してからの夏の暑さは、昭和的な根性や頑張りで克服できるレベルを完全に超えています。猛暑の中でも能力を十分に発揮できるだけの体力をつけることも重要ですが、特に練習の段階においては、暑さなどでダメージを受けた身体を急回復させて、更に訓練を行える状態に持っていくことも重要なのだろうと、下記Product を見て思いました。
実際にプロスポーツのメンバーがこの製品の中に入って体力をリカバリーさせる模様が紹介されていました。これからのスポーツチームでは、こういう設備投資が重要になって来るのかもしれませんね。
ミストスクリーン
今となっては遠い過去の出来事になった感もある東京オリンピックでは、気温上昇を少しでも防ぐ為に草の根レベルでの打ち水が推奨されていました。猛暑日の急増に伴い公共施設、商業施設等におけるミストの設置が増えていますが、これはミストスクリーンに初音ミクの映像を映し出すというものです。
若松屋 – Hanabiya-san
日本の打ち上げ花火の技術は世界一だと聞いたことがあります。この展示会で、唯一日本の伝統の技を提示していたのが若松屋さんです。
トップページ | 株式会社 若松屋 – 玩具花火・煙火・雑貨の総合商社 (wakamatsuya.tv)
各種のイベントのアトラクションとして、線香花火作成体験、打ち上げ花火作成体験、ミニ花火大会体験(規模によっては花火師の派遣アリ)、本格的な花火打ち上げ等を提案しており、こういった提案・オファーの仕方が面白いと思いました。
本格的な打ち上げ花火を使用したプライベート花火大会も、予算によって様々なメニューが用意されています。
おもちゃ花火を使用したミニ花火大会も楽しそうですね。